Line of Sightとは?

 

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「Line of Sightとは?」ではLine of Sightについて説明したいと思います。
本当は今回から、ゲームの流れを説明していきたかったのですが、
Line of Sightを説明しておかないと分かりづらい場面が多々あるので、
先に説明することにしました。

この説明の中で日本語訳のルールブックに触れていますが、
pdfでこちらで手に入ります(スカーミッシュ ルール Ver4.0)。
http://www.hobbyjapan.co.jp/dd/miniatures/
なおこちらは旧ルールなので、現在のルールとは異なるところがあるので注意が必要です。
Line of Sightについては旧ルールでも同じです。

Line of Sightについてのルールブックの該当箇所は
15pの図の「Line of Sight:Who See Whom」のあたりですね。
そこのところを「その3」では画像を使ってもう少し詳しく説明していきます。
日本語訳のルールブックでは10pの図解です。

Line of Sightについてぶっちゃけて言えば、ユニットのマスからユニットのマスに
適当に直線を引いて障害物に引っかからなければ見えている、ということです。

1番目、2番目の画像を使ってもうちょっと詳しく説明してみましょう。
2番目の画像はマスが見やすいようにユニットをずらしただけのものです。

まず直線の取りかたですが、ユニットのSpace(接敵面)上の任意の点を
出発点として決めます。そして相手ユニットのSpace上の任意の点を終着点として取ります。
なお画像では青い線でSpace(接敵面)を示しています。つまり、
Space(接敵面)はユニットの占有マスの外周のことですね。
あとはこれを直線で結んで障害物などによって邪魔されていないかを確認するだけです。

画像では赤いラインは壁にぶつかってしまっていますが、黒いラインは壁にぶつかることなく
AからKに届いているのでAからKは見えています。(結果としてKもAを見えています。)
当然この赤と黒以外にも無数のラインは引けますし、黒以外のラインでも
Kに届くラインはあるでしょう。一本でも通っていれば見えています。

それから壁に沿って走る直線(3番目の画像)、カドに当たる直線(4番目の画像)
は有効ではないので注意が必要です。結果として3番目、4番目ともにどうやっても
妨害されない有効な線が他に見つからないので、この場合、IとEの両者はともにお互いを見えていません。
(ルールブックでは18p、日本語訳のほうは11p参照)

蛇足ですが、3番目の画像の岩はルール上は壁扱いです。丸い岩ですが、ゲーム上は
黒で囲んだ部分がすべて岩です。壁かどうかはそのマスにマス目があるかどうかで判断します。