近接攻撃の仕方その2


近接攻撃の仕方その2では、
「その1」の記事で紹介した原則的な部分をふまえて、

説明し切れなかった箇所を補足していきたいと思います。

 

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・ダイス目で20が出たらクリティカル(ルールブックP.11)
クリティカルの攻撃は、原則として自動命中です。相手のACが30であろうと40であろうと
関係ありません。
さらにダメージは2倍のダメージとなります。
具体的な計算を示してみましょう。
1枚目の画像のCのユニットを例にとると、
このユニットのダメージは10magicとあります。
この場合のクリティカルは10magic×2となり、計20ダメージを与えることが出来ます。
次に、1枚目の画像のAのユニットを見てみると、
このユニットのダメージは20+10sonicとなっています。
そして、この場合のクリティカルは20×2+10sonicのダメージとなり、
合計で50ダメージとなります。
10sonicの部分はボーナスダメージで倍にはなりません。

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・magicダメージとは?(ルールブックP.40、DR…P.35)
少し細かいルールですが、頻繁に使われるルールなので、
ここでちょっと触れておきます。
一言で言えば、magicダメージはDR5などのDRの能力の影響を受けないダメージのことです。
ダメージの表記が2枚目の画像のように(10)となっていても(10magic)となっていても
原則的なダメージ量に違いはありません。両者とも10ダメージを与えられます。
しかし、攻撃対象のユニットがHのようにDR5を持っている場合には、
(10)のように、magicダメージでないユニットのダメージは、
5ダメージを軽減されてしまいます。
この場合のクリティカルの計算はさっきのAのユニットのケースですと、
20×2+10sonic-5となり、45ダメージとなります。
なお通常の場合には20+10sonic-5の25ダメージとなります。

・1が出たら自動失敗(ルールブックP.11)
1の場合、問答無用で失敗です。
合計数値的に相手のACを上回っていてもダメです。

・味方は攻撃できない(ルールブックP.11)
近接攻撃、射撃双方において、原則、味方を攻撃の対象にすることは出来ません。
ただし、呪文、能力の対象にすることは出来ます。

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・複数回攻撃についての補足(ルールブックP.17)
複数回攻撃についてP.17で詳しく書かれている部分を、
簡単に見ていこうと思います。
複数回攻撃をするユニットは1マスも動くことが出来ません。
また、その複数攻撃を好きな対象に割り当てることが出来ます。
同じユニットを狙わず、違うユニットを狙うことが出来ます。
また好きなAttack、ダメージの攻撃を選んで使うことが出来ます。
3枚目の画像のDのユニットを参照してみてください。
+8/+6/+6 (20/5/5)で3回攻撃できますが、
例えば、+6/+8/+6 (5/20/5)という感じで攻撃することも可能、
ということです。